最近の宇宙飛行はスピード勝負でしょうか
先日UAEの火星探査衛星が火星軌道に入ったという話題がありましたが、
その飛行時間が約7か月ととても早いのです。
人間が乗っていないから早く飛行できるのかなぁ、
普通は有人宇宙船は2年掛かるとか言われていたのですが。
その記憶が消えないうちに国際宇宙ステーションにドッキングまで、
実は3時間で行えるという話があって驚きました。
参考記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/cddb9f0db28d0aa98ae9929ba6d8dc9c46245a33
ロシアのプログレス宇宙船です。
確かに国際宇宙ステーションは地上から400kmの距離ですから、
秒速12kmで飛ぶロケットからすると3時間あれば余裕でしょうけれど、
そう単純にはいかないもので、
地球を何周か回って国際宇宙ステーションとランデブーして、
少しずつ近寄りドッキングを行うとそれなりに時間かかりますよね。
それでも3時間でできるというのは、
今までの経験の蓄積によるのでしょうね。
危険を冒して行うことではありませんが、
少しづつ進歩させていくにはこういったチャレンジも必要なんでしょうね。
これから月に向かうアルテミス計画など、
時間とコストを考え、
出来るだけ早く到達して調査する時間が長くできるように考えると、
スピード勝負がクローズアップされますよね。
そのための技術開発が行われていると思うのですが、
ロシアのプログレス宇宙船は最新技術の宇宙船というわけではないと思うので、
相当なチャレンジャーですね。
(画像はYahoo!検索画像からお借りしました)