「獺祭」の旭酒造が消毒液を作り続けているそうです。
消毒用のアルコールが不足した時に、
酒造メーカーが生産に乗り出し、旭酒造さんも生産を始められました。
どんどんアルコールが潤沢になるにつれ、
ほかのメーカーの方はどんどん生産を中止されたそうですが、
旭酒造さんは今も生産を続けておられます。
儲かるのなら問題はないのですが赤字だそうです。
通常、「獺祭」を作る時には消毒液分720ml相当を作るのに1.6kgのお米に対し、
アルコールを作るには約3kgのお米が必要なんだとか。
コストは約倍ですよね。
そして酒米で作っているので余計にコストがかかるのだそうです。
酒米でアルコールを作る理由は、
お米の生産者さん支援の一環でもあるのだそうです。
このコロナ禍で、販売数量の落ち込みは顕著で、
原材料のお米の使用量も減っているとのこと。
そうなると生産者さんからの買取が減り、
そちらにもダメージを与え、
今後の酒米の生産量や品質に問題が出かねないので、
予定していた買い入れ量は変えずに、
ほかのものでお米を消化しているのだそうです。
それが消毒用のアルコール。
赤字と言ってもしょい込めないぐらいのものではないように価格設定はしているそうで、
それでも早くコロナ禍が去ることを願っておられることだと思います。
政府や専門家委員会はこんなところで頑張っておられることを知る気もないでしょう。
菅首相がコロナ対策に専念するために総裁選には出馬しないと。
話半分としても、
こういう状況が首相の耳にも入っているのではないでしょうか。
コロナ対策に関して、首相にばかリ非難が向きますが、
予算を付けて超法規措置まで取って対策しているのですから、
本来実働部隊としてのトップである知事が指導力を発揮しないといけないのではないのですか。
もっと医師会に強く指示を出すべきでしょう。
そうすることによりコロナを抑え込み、
withコロナが実現できるのでは。
出来るだけ早く赤字を垂れ流してまでもアルコールを作らなくてもいい状況にもっていっていただきたいと思います。
参考記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/929853d6f17bb68f65b1f2733d53abf85afd84c2
(画像はYahoo!検索画像からお借りしました)