今日は五山の送り火なのですが・・・
ほかの地域では大文字焼とか言われますが、
京都では五山の送り火です。
お迎えした霊をお送りするための送り火です。
一般の家庭では13日に家の前では”おがら”を燃やしてお迎えし、
16日には”おがら”を燃やしてお送りする。
今では少なくなったお盆の行事です。
その地域の行事版と言えるのかな。
以前はもっとあったのですが、
御所から見えなくなったり、
人出が集まらなくなったりして廃れた所もあります。
コロナ禍の為に、今年も点火する火床も極端に少なくなり、
大文字以外は形が分からないですが、
薪を集めたり、準備をしたりするのに人出がかかるので、
このコロナ禍ではなかなか難しいのはよくわかります。
ほかの行事が縮小や中止になっているので、
そこで通常通りというわけにはいかない部分もあるでしょうね。
横並びに対する批判もあると思いますが、
多くの方々の協力無くしては成り立たない行事ですので、
無理に実行して何か問題が起こればそれこそ存亡にかかわるので。
(私がとやかく言うことではないのですが)
天気が不安定なのも困ったものです。
雨が強くなれば中止もあり得るので、
皆さんヤキモキされていることと思います。
伝統行事が多く残る京都ですが、
そういった行事が滞りなく出来た数年前が懐かしく、
早くコロナ禍が落ち着いて以前のようにみんなが楽しめるようになることを願います。
来年には・・・・、と思いますね。
(画像はYahoo!検索画像からお借りしました)